真夜中のコーヒー

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EXIT最強説~途切れない地下鉄とは~

ブログの更新を2週間サボっていました
いい加減更新します
今回はPANORAMAPORNOの全曲感想(そのうちアップします)を書いていたらEXITだけ異常に長くなりそうだったのでEXITだけひたすら語りたいと思います
注 個人的解釈を含みます あくまで私個人の意見だということを念頭に置いてご閲覧願います

空白のスペース

この曲は地下鉄をテーマにしている通り歌詞にも幾度となく「地下鉄」という言葉が出てくる
余談だが私はEXITを聞くと行くたびに行方不明となる大阪の地下鉄が脳裏をよぎる
地下鉄というイメージが強すぎる


途切れない地下鉄に 吸い込まれ 吐き出され

他人ばかり

揺れるたび入り乱れる ひとの場所 僕らの場所

ぼやける境界線


人の場所 僕らの場所
この部分をパソコンに打ち込みながら一人驚いた
この曲はただ地下鉄に対しての観念を描いただけではないのだと

田舎のものは自分のテリトリーになる

東京は歴史があり人がいて自分の匂いや足跡が何度そこに行ってもつかない

いくら通ったBarでも慣れない

それはどんどんたくさんの人が上書きしていくから

匂いが付かないからこそ空白があって居心地が悪い場所でもある


↑の引用部分は2019年8月20日放送のcafein11で晴一さんが語っていた部分(なんとなく)を書いたもの
これを聞いた時心に残ったからかPCのメモに残していた
他人ばかりというのは東京にいる他人の多さ
きっとそれは晴一さんたちが上京すると決めたときの想像をはるかに超えた人の数だろう
そんな人とすれ違ってばかり
揺れるたび入り乱れるのは晴一さんの言葉を借りるなら他人の匂いや足跡
人の場所 僕らの場所 
これは空白なんだろう
たくさんの人が上書きすることによって匂いがつかない空白のスペース
それは人の場所であり僕らの場所でもあると
つまりこの曲は東京という日々人が入り出ていくを繰り返す街をラッシュの地下鉄に入る人、出る人で表したのではいだろうか
電車にしなかったのは1人1人が他人として独立しているつながりの薄さや孤独を黒という色や暗い場所という意味で表現しようとしたのだろう


EXITの持つもう一つの意味

ここまで書いてあれ?ってなった
もしかしてこの曲は遠回しに背中を押してくれる曲なのか?
『人生のレール』なんて言葉を聞いたことがあるだろう
少しでも誤った道へ行けば人生のレールを外れたというレッテル貼られる
そんなレールを引いている途中の主人公を歌っている曲ではないのだろうか?

狭い出口に言葉たちが殺到していて

もどかしく立ち往生する やるせのない日々

地下鉄のホームに残り 乗るはずの電車を今日も

黙って見送るだけ


1番のサビだ
狭い出口は自分の意見
もどかしく立ち往生するのは自分の対立した意見たち
そんなやるせなの日々を送っている主人公
地下鉄のホームというのは現在地
乗るはずの電車は周りに定められたレール通りに進むこと
それに乗る勇気がないのか主人公は黙って見送ることしかできない

「これ以上この場所に 止まってはいけない」

これこそ主人公の気持ちなのかもしれない


狭い出口に言葉たちが殺到していて

もどかしく立ち往生する やるせのない日々

闇雲に強い力で押さないで 何が大切?

探しているところだ

ところがラスサビはこのようになっている
闇雲こそ見えない、レールのない場所
大切なものを探し出した主人公
1番のサビより前向きに思っているように見える
晴一さんの書く詞で背中を押される曲というのは遠回しなのだ
昭仁さんが真っ正面から言ってくれる(君は100%・キング&クイーンなど)からかもしれないが晴一さんは直接「頑張れ!」とは言わないのだ
ギフトすら遠回しに伝えられている気がする(それがいいのだ)
つまり何が言いたいかというと
EXIT最強


ポルノグラフィティ 『EXIT(short ver.)』

EXIT
EXIT
Sony Music Labels Inc.
2014-04-01
デジタルミュージック
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